ネコでバトルを1000回プレイする

ネコ神

アデロバシレウス

いよいよ試合もクライマックス。
赤髪とヴィルフリートの両雄は互いに一歩も引かない。
しのぎを削る刃の輝きが戦場を眩く染める！

試合前の控室で惰眠をむさぼるルシファー。
手にした通信デバイスには大量の未読メッセージが。
「ああ、試合の時間だったな……」
そうして彼女はまどろみの続きを楽しんだ。

冒険家、スカイワンダラー、夢多き少年——
彼を語る言葉はいくつもある。
だが、その魂の本質は『抗う者』だ。
いかに過酷な運命であろうと彼はけして屈しはしない。

『彼』はひたすらに前へと進む——
その背になにを負ったとしても、
行く手に地獄を拓いたとしても、
内なる衝動は『進み続けろ』と声を上げる。

虚無を思わせるまっしろさ
その中身も空っぽかもしれない