ジャック・ザ・リッパーで
リリースシーズンのレジェンドランクに到達する

リリースシーズンレジェンド到達

うるがもす

深夜のファンタズマゴリラ。
そこにひとり座するヴィルフリート。
放たれる威厳の前には闇さえも怖じ憚るかに見えた。
その深甚たる眼差しの奥で帝王は何を思うや？
（次のステージのつかみは……やはりダジャレか！）

『ネガ』の花びら、それは悲しみの色を映すという。
ノアに咲いた花はどこまでも昏いやみわだの色。
切り取ってしまえばすべてが楽になれる——
けれども彼女はその一輪を手放すことができずにいた。

「はあ、つかれたあ〜」
「まだウォーミングアップも終わってないぞ？」
「もお十分っしょ！　ご飯食べにいこ！」
名高い騎士として称えられたアーサーとシャルロット。
鍛錬に対する心構えは両者で大きくちがうようだ。

帝王といえど安らげるひと時が必要だ。
いきつけのカフェで紅茶を嗜む午後の時間は、
ヴィルフリートにとってのまさにそれだった。
この一杯が至高のひとネタを生み出してくれるだろう。